旋律、追憶、現在、未来
言葉にならない。言葉に出来ない。 具体的にしようとすればするほど、雲散霧消。 だから、彼女は音を紡ぐ。 弦をはじいて、息を吹き込んで。
プロフィール

恵那(K―na)

Author:恵那(K―na)
誕生日:12月8日
星 座:いて座
誕生花:チャ(追憶)
身 長:169センチ
兄呼称:兄(あに)
好きなもの:兄、ギター、ハーモニカ、コーヒー、シャーリー・テンプル(ノンアルコールのカクテル)、パソコン
嫌いなもの:甘いもの、香水の臭い、虫全般。



駅前なんかでパフォーマンスもしつつ、作曲家を夢見る女の子。口調はそっけなく、どこか古めかしい。
愛用の楽器は祖父からほぼ無断で貰い受けたギターと、小遣いをためて買ったブルースハープ。
他にもいくつか楽器はかじっているが、さほど得意とはいえないらしい。
最近、犬を飼い始めたとか。






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届くか、届かないか
哀しい目をした人に出会った。

何処も見ていない瞳。

何も聞こえてはいない耳。

ただただ、遠くを見つめているだけの。


哀しくなって、涙が出てきた。
……音以外で想いが形になったのは、はじめてかもしれない。
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雨が運ぶ秋
このところ、雨が続く。
雷の……とくに光を「稲妻」というくらいだから……きっと雷は秋のものなのかもしれない。


雷を怖がる同級生は多いけれど、私はさほど怖いとは思わない。
光も音も、自然の一環。
とくにその音はバスドラムを叩いたかのような、力強さを感じる。


とはいえ、電子機器に影響が出るのはありがたくないな。
兄にメールを送るのは、雷が遠ざかってからにすることとしよう。

出会うのは、必然、偶然。
別に、飼うつもりがあったわけじゃなかった。
偶然、目が合った。
本当にそれだけだ。
……なのに。


小さな犬が、私の後ろをずっと追いかけてきている。
別に餌をやったわけではない。
いつもの楽器店から出てきたときに、一瞬、目が合った。
……本当にそれだけなのに。
この小さな犬はずっと私の後を追い……
とうとう……家の前まで来てしまった。

見たところ、まだ幼いのだろう。
子犬はじっと私を見つめている。
……何を求めているんだ、私に……?
思い立って、かばんの中に入っていたパンをちぎって差し出してみる。
……反応は無い。
家から歩いてすぐのコンビニで牛乳を買って、手に乗せて舐めさせてみようとしたが……
やはり、反応は無い。

……何を、求めているんだ?

……細かい経緯は省くけれど……
結局、子犬が私の傍を離れようとしないから、飼うことになった。
……そうだ、名前を付けなくては。

「今日から君の名前はフォルテ。……いいかな?」

 子犬……フォルテはその名に応えるように、私の足に体を摺り寄せた。





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