旋律、追憶、現在、未来
言葉にならない。言葉に出来ない。 具体的にしようとすればするほど、雲散霧消。 だから、彼女は音を紡ぐ。 弦をはじいて、息を吹き込んで。
プロフィール

恵那(K―na)

Author:恵那(K―na)
誕生日:12月8日
星 座:いて座
誕生花:チャ(追憶)
身 長:169センチ
兄呼称:兄(あに)
好きなもの:兄、ギター、ハーモニカ、コーヒー、シャーリー・テンプル(ノンアルコールのカクテル)、パソコン
嫌いなもの:甘いもの、香水の臭い、虫全般。



駅前なんかでパフォーマンスもしつつ、作曲家を夢見る女の子。口調はそっけなく、どこか古めかしい。
愛用の楽器は祖父からほぼ無断で貰い受けたギターと、小遣いをためて買ったブルースハープ。
他にもいくつか楽器はかじっているが、さほど得意とはいえないらしい。
最近、犬を飼い始めたとか。






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石榴の花が散る前に
古いアルバムを整理していると……懐かしい写真が出てきた。
兄と私の写真。
……まだ幼い兄が木に登って得意げにしているんだ。その手には、真っ赤な果実が握られている。

……すぐに、思い出した。これは、ざくろだ。
まだ兄と私が共に暮らしていたころ……近所の雑木林にあったざくろの木。
おいしそうな顔を見せるその果実を、兄は私のと合わせて二つ取るために、木登りをしたんだ。

ねえ、兄。悲しい知らせがあるんだ。
近々あの雑木林は、住宅街になってしまうそうなんだよ。
紅い花を咲かせるの木も……蝉の抜け殻を探した思い出のあの場所全てが……私たちの知らない別の場所になってしまうんだ。

だから、……ねえ、兄。
花が散る前に、もう一度行ってみないか……?
二人の思い出の足跡を探しに。
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夏の雑音
……夏は苦手だ。
晴れ渡った空や、子供たちのはしゃぎ声は決して嫌いじゃないが。

……出てくるからだ。彼らが。
彼らの歌は耳に心地悪く……私の眠りや創造を妨げる。
仕方なしに、私は熱いのを我慢して香を焚く。


……蚊よ。来ないでくれまいか。
君たちに分け与えるほど、私はあまり血が多くない。
ネオシスちゃんに26+αの質問……だそうだ。
1.あなたのお名前をどうぞ。
恵那。
「えな」と呼ばれることもあるけど、本当は「けいな」と読むんだ。

2.自分で自分のことをどう呼んでいますか。また、お兄ちゃんのことをなんと呼んでいますか。
自分の事は「私」。兄のことは「兄」だ。

3.お兄ちゃんにはどう呼ばれたいですか?
子供ではないんだし、「ちゃん」づけは……もうそろそろ卒業したいね。

4.プロフィール(誕生日/星座/花言葉/身長)を教えてください。
誕生日は12月8日。たしか射手座かな。
花言葉はチャで「追憶」……だったような。
身長は165センチだ。

5.趣味を教えてください。
 作曲かな。ピアノも、少し。

6.特技を教えてください。
 ギターとブルースハープ。

7.座右の銘を教えてください。
 成功者は努力しているが、努力したもの全てが成功するとは限らない
……いや、本来は逆なんだけどね。それに、成功したいから努力しているわけでもないし。

8.あなたのチャームポイントは?
考えたこともないな……。

9.自分で思う、自分の嫌いなトコロは?
……気持ちを言葉に……声に出せないこと。

10.自分を一言で言い表すなら?
不器用……だよ。

11.あなたの好きな色は?
コーヒーブラウン、若葉の緑、紅葉の赤。

12.好きな食べ物は?
コーヒー、ノンアルコールのカクテルは大抵好きだな。あとは、野菜中心……かな。

13.キライな食べ物は?
……肉?

14.自分を動物に例えると?
フクロウ……だといいなと思っているよ。

15.動物は好きですか? また、ペットは飼っていますか?
好きでも嫌いでもないね。だからペットは飼っていない。

16.お兄ちゃんのことは好きですか? またどんなところが好きですか?
ああ、もちろん。……私の創造の泉だからね。

17.どのくらい好きですか?
……兄を好きだと思うことが、私の存在意義かもしれない……な。

18.直してほしいお兄ちゃんのキライなトコロやクセなどがあったら教えてください。
……思いつかないね。

19.あなたがお兄ちゃんをキライになるとしたら、それはどんな時だと思いますか?
想像したこともないよ。

20.あなたにとってお兄ちゃんを一言で表すなら?
存在意義の一言に尽きるよ。

21.お兄ちゃんにしてあげたいこと、したいことを答えてください。
歌はあまり得意じゃないけれど……いつか兄のためだけの歌を作りたい。

22.お兄ちゃんにしてほしい事を教えてください。
そばに居て欲しい。私に、新しい音の泉を見つけさせて欲しい。

23.お兄ちゃんに望むことは?
存在していてくれること。贅沢を言えば、私を好きでいてくれること。

24.お兄ちゃんはあなたのことをどのくらい好きだと思いますか? またどんな時にお兄ちゃんに好かれていると感じますか?
好きという想いは、量れるものでもないだろうに……。
そばで笑っていてくれると……好かれているんだなと実感する。

25.逆にお兄ちゃんに嫌われちゃったかなと思ったときはどんな時ですか?
呆れた顔をされたとき、だね。

26.最後に一言。
……そばに居てくれないか、兄。出来うるかぎり、長く……。
[READ MORE...]
古いアルバム
 兄が好きだ。
 その好きが「妹」としてなのか、もっと大きく「家族」としてなのか。あるいは人間としてか……もしかしたら、「一人の男性」としてかもしれない。
 そんな区別がわからないころから、ずっと私は兄が「好き」だった。

 私は兄のことを「兄」と呼んでいる。……我ながら奇妙な呼び方だとは思うけど、兄もその呼び方を嫌っているわけじゃないみたいから……私はずっと昔から、「兄」って呼んでいる。



 時折、私はアルバムを眺める。
 遠い記憶が、私の中の何かを呼び覚まし……優しい音を奏でる。幼き日の、兄の声。兄の笑顔。私の疑問に困ったまなざしを向けたことも、ある。
 優しい……それこそお人よし一歩手前と言っていいくらいに優しい、私の兄。私のアルバムには、兄が一緒にいる写真ばかりで……
 ……おや。写真が一枚落ちた。このアルバムも古いからな……買い換えて、写真を移し替えたほうがいいかもしれないな……。
 まあ、アルバムの件は後日考えるとして……これは……ずいぶんとまあ古い写真だ。見たところ、兄がまだ私と暮らしていたころのものじゃないか。兄が絆創膏を持って、私はギターを片手に泣いていて……ああ、思い出した。あの日の写真だ。

 物心ついた頃から、私のかたわらにはギターがあった。なんでも、私は人形や可愛らしいものには目もくれず……興味を示すものといったら私が生まれる前には亡くなっていたらしい祖父のギターと、隣の家から聞こえてくるピアノの音だったそうだ。
 ……三つ子の魂、なんとやら、だね。未だに私が興味を示すのは、楽器の音と兄だけだ。それはともかく……この写真が取られた日も、私はギターの絃をいじって遊んでいたんだ。
 もちろん、コードなんてできやしない。……それ以前にギターを構えるには少々体が小さすぎた。だから……今考えれば滑稽だけど……まるで琴でも弾くかのように、ギターを床に置いて爪弾いていたんだ。それこそ、毎日のように。
 そうしたら……まあ、当然と言うか……ある日、絃が指に食い込んで、怪我をしてしまったんだ。私はびっくりして、痛くて……泣きだしてしまった。
 その泣き声を聞いて駆けつけたのが……兄だったんだ。

「どうしたんだ、恵那ちゃん?」
「あ、あに……。ゆび……。」

 今でもそうだが、昔から私は言葉を話すのが苦手で……それだけ言って血のにじんだ指を見せた。兄は私の指を見るとすぐにどこかへ行ってしまって……私は心細くて、涙が止まらなかった。
 けど、すぐに兄は戻ってきた。手に絆創膏と消毒液を持って。

「ほら、泣かないで。今、治してあげるから。」
 そう言って兄は絆創膏を私の指に巻きながら……「いたいのいたいの、とんでけ」って、おまじないを掛けてくれたんだ。そうしたら不思議と痛みは消えて……私は笑っていたんだ。
「ありがとう、あに。だいすき!!」


 ねえ、兄。
 私はあのころから変わっていないよ。……体は大きくなって、ギターの腕も上がった。でも指をたまに怪我しては……女の子としては不恰好な指になっていってしまう。
 それでも止められないんだ。
 ……兄への想いを、音に託すことを。
[READ MORE...]
言の葉、言霊、音……。
言葉は、私にとってあまり便利じゃ……ない。
たとえば、雨上がり。……晴れた空の下、木の葉に乗った雨露に反射する、光。それに伴う、私の感動。

……伝えきれないんだ。

写真では具体的過ぎて、想いが薄れてしまう。
言葉では光が隠れて、想いも完全には……伝わらない。

だから、私は「音」を選ぶんだよ。いっそ全てを抽象化して……想いを音にこめて昇華する。
私の感動がそこにあったことを、証明したくて。
私がここに居ることを……兄に伝えたくて。
[READ MORE...]
新しく、友人が出来た。……それも、三人も。
ふふ、友人と言うのは嬉しいものだね、そうは思わないか?

まずは……逢さん。薄紅が似合う、シュガークラフトのようなお嬢さんだよ。ふわふわとやわらかそうな印象は、どこかマシュマロにも似ているかもしれない、かな。

それと、……紫翠さん。よく出来たビスクドールのような、少しだけ意地っ張りの……可愛らしいお姫様。寂しそうな言葉が、なぜか気にかかるんだ。

もう一人、有紀さん。とてもはっきりした物言いで、気持ちのいい人。音楽が好きだそうだから……もしかしたら、話が合うかもしれない。



[READ MORE...]
雨の降る日は……。
……雨が、降っているね。
この季節の雨は、気まぐれだ。そうは思わないか、兄?
でも、だからこそ、面白い……。
トタンの上を踊る雨音は、どこか懐かしく、楽しげだ……。
水溜りに落ちる雨粒は……音もなく、しかし波紋と言う形で……その存在を確かなものに、する。
……久々に一曲、いいものが書けそうだ。
完成させたら、真っ先に聞いてもらうよ。
……そうしたら、感想を聞かせてくれるね?……私の、兄。





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